冷蔵庫の『隠れ添加物』をチェック!薬剤師が教える、調味料の断捨離と賢い代用術とは!

やめた方がいい調味料 調味料など食材

冷蔵庫の『隠れ添加物』をチェック!薬剤師が教える、調味料の断捨離と賢い代用術とは!

前回の記事では、揃えるべき「本物の調味料」についてお伝えしました。
私が実際に使っている具体的な調味料も書いています。
薬剤師が教える!健康寿命を延ばす『本物の調味料』選び方ガイド:さしすせそから油まで

今回は、健康寿命を延ばすために「実は台所から卒業したほうがいい調味料」にスポットを当てます。

便利さの裏側には、私たちの味覚を麻痺させ、内臓に負担をかける「超加工」の罠が隠れています。

私もそうですが、ついつい使いたくなる便利なものが多い時短できる調味料たち。
たまに、使うのは良いと思いますが、常用するのは、避けたいものです。

薬剤師の視点から、なぜこれらを避けるべきなのか、その理由と賢い代替案を解説します。

なぜ「やめた方がいい」のか? 共通する3つのリスク

食の安全
個別のリストを見る前に、共通するリスクを理解しておきましょう。

▲血糖値の乱高下

安価な調味料には「果糖ぶどう糖液糖」が多用され、糖尿病リスクを高めます。

▲味覚の鈍化

化学調味料(アミノ酸等)の刺激に慣れると、素材本来の味が分からなくなります。

▲塩分・糖分の過剰摂取
「これ一本で味が決まる」タイプは、知らず知らずのうちに過剰な塩分・糖分を摂りすぎる設計になっています。

やめた方がいい調味料リスト

みりん風調味料

「本みりん」と名前は似ていますが、中身は全くの別物です。

●避ける理由
アルコール度数が1%未満で、甘みは「水あめ」や「果糖ぶどう糖液糖」でつけられています。
糖化(体のこげ)を促進させる原因になります。

●チェックポイント
原材料に「水あめ」「酸味料」と書かれていたらNGです。

めんつゆ・白だし

時短の味方ですが、最も注意が必要な多機能調味料です。

●避ける理由
醤油、砂糖、出汁だけでなく、多くの場合「たん白加水分解物」や「酵母エキス」が入っています。
これらは味覚を壊すだけでなく、製造過程で不純物が発生する懸念もあります。

●チェックポイント
「アミノ酸等」という表記。
これは化学調味料の総称です。

白だしも、グリーンコープのものは、「アミノ酸など」が入っていなかったので、以前は使っていました。
しかし今近くでは、添加物が多いものしか売っていないので、使っていません。

顆粒だしの素やコンソメの素

だしの素
「お湯に溶かすだけ」の便利さの代償は大きいです。

●避ける理由
成分のほとんどが「塩分」と「化学調味料」です。
本物の出汁に含まれるミネラルやアミノ酸はほとんど期待できません。

●チェックポイント
原材料の先頭(最も含有量が多い項目)に「食塩」や「風味原料」ではなく「調味料」が来ていないか。

ノンオイルドレッシング

「油がないからヘルシー」は大きな誤解です。

●避ける理由
油を使わない代わりに、コクを出すための「増粘多糖類(添加物)」や、大量の「砂糖・果糖ぶどう糖液糖」が投入されています。

●チェックポイント
脂質は低いものの、糖質や添加物濃度が跳ね上がっていることが多いです。

自分で糖質も控えて、手作りすると良いです。
例えば、豆乳ヨーグルトに味噌を足すだけでも、さっぱりと美味しいドレッシングになります。
ごぼうサラダを和えるのに、よく使います。
豆入りごぼうサラダ

チューブ入りのスパイス(わさび、にんにく、生姜)

チューブのわさび
●避ける理由
本物は数%で、残りは植物油脂、加工デンプン、香料、着色料(黄色4号など)の塊です。

●チェックポイント
薬味は「薬」としての効能を期待するもの。
添加物まみれでは本末転倒です。

賢く卒業するための「3ステップ」

いきなり全てを捨てるのは大変です。
ストレスにもなります。

今ある分は、感謝しながら使い切ると良いです。

次から変えていけば、大丈夫です。
調味料に入っている添加物は、使う量から考えても、微量だからです。

とはいえ、少しでも減らした方が良いので、次から、意識して変えていくと良いと私は思います。

以下の順序で試してみてください。

ステップ1:原材料の「/(スラッシュ)」以降を見る

調味料の原材料を確かめる女性
食品表示法では、添加物は「/」の後に記載するルールがあります。

この後の文字数が多いものから順に、購入を控えてみましょう。

原材料名: 全体の重量が多い順に記載されています。
添加物: 原材料と「/(スラッシュ)」や改行で区切られ、その後に記載されています。
例えば、以下の場合、クエン酸とクエン酸三ナトリウムが添加物となります。
このように添加物でも、無害のものもあります。
桜の花の塩漬け原材料

原材料名に/がない場合は、添加物なしと言えます。
例えばこれがそうですね。
このマヨネーズは、添加物なしなので、安心して使うことができます。
そして美味しいです^^
平飼い卵のマヨネーズの原材料

ステップ2:代用レシピを覚える

●めんつゆの代わり→ 本醸造醤油 + 本みりん(煮切る)+ 天然出汁パック

●ドレッシングの代わり→ 天然塩 + オリーブオイル + 酢(またはレモン)

これだけで、驚くほど雑味のない美味しい料理になります。

私の場合は、醤油+太白ごま油+林檎酢を混ぜたものをドレッシングとして、よく使います。

あとは、塩麹+太白ごま油+林檎酢+砂糖でフレンチドレッシングみたいにすることもあります。

例えば、私が作る人参ドレッシングはノンオイルでヘルシーです。
【材料4つだけ】簡単で美味しくヘルシーな人参ドレッシングの作り方と効果

ハーブのバジルを使った塩麹バジルソースを作ることも夏は多いです。
塩麹バジルソース(バジル塩麹ドレッシング)手作りレシピ!消化促進、疲労回復

ステップ3:出汁(だし)を味方につける

顆粒だしの素を使わなくても、出汁は、案外簡単に作れます。

質の良い鰹節や昆布で取った出汁は、それ自体に強い「旨味」があるため、塩や醤油が少量で済みます。

これが究極の減塩・健康法といえます。

私が簡単で気に入っているのは、昆布の水出しです。

昆布に水を注いで冷蔵庫で一晩置くだけで、さっぱりした美味しい出汁になります。

あとは、椎茸やしめじなどキノコを茹でた後に出てくる汁も良い出汁になります。

出汁を入れなくても、塩麹をスープに入れると、旨みが増しますし、手羽先や手羽元など骨付きの肉を入れてスープを作ると、良い出汁が出ます。

市販のコンソメの素や出汁の素を使わない方が、自然で美味しいということに気づけます。

もちろん、健康に配慮した、無添加のコンソメの素や出汁の素などがあれば、使っても良いと私は思います。

まとめ:冷蔵庫の『隠れ添加物』をチェック!薬剤師からのアドバイス

やめた方がいい調味料
私たちは毎日、微量の添加物を摂取し続けています。

一つひとつは「国の基準内」であっても、複数を何十年も組み合わせた時の影響は誰にも分かりません。

健康寿命を延ばすということは、「体が本来持っている解毒機能(肝臓や腎臓)を、余計な添加物の処理で疲れさせないこと」でもあります。

まずは、冷蔵庫にある「めんつゆ」を使い切ったら、次は「本物の醤油とみりん」を揃えてみてください。

慣れてくると、案外簡単に、お手製で添加物無添加の「めんつゆ」を作れるようになります。

出汁も、昆布やきのこ、鰹節、切り干し大根、イリコなどから、簡単に摂れて、美味しいのに気付いたりします。

もちろん、あまりに厳格に考え過ぎても、苦しくなって逆効果ですね。

スーパーで買うものがなくなったりします。

スーパーで添加物0の調味料を見つける方が難しかったりします。

それでも、調味料を買う時には、できるだけ添加物が少ないものから選ぶ努力をすると、少しずつ体質も改善してきます。

どんな調味料を選ぶと良いのかは、以下の記事を参考にどうぞ
薬剤師が教える!健康寿命を延ばす『本物の調味料』選び方ガイド:さしすせそから油まで

1ヶ月後には、あなたの味覚が目覚め、薄味でも満足できる健康な体に変化しているはずですよ。

忙しくて、調味料選びどころか、手作りする暇もない時は、ヘルシーな宅配食を利用するのも良いと思います。

有害な添加物を使わず国産食材で安全安心な冷蔵宅配食が今人気
美肌健康ダイエットで健康寿命を延ばしたい人にピッタリ
詳しくは→冷蔵宅配食「シェフの無添つくりおき」の口コミ
調味料まで無添加!栄養バランスが良く美味しいメニューが色々試せる
シェフの無添加つくりおき