必須アミノ酸のメチオニンの効果!多い食材と過剰摂取と不足の症状や注意点と1日目安量
メチオニンは、心を落ち着かせる成分です。
それだけでなく、髪の毛にもアレルギーにもデトックスにも必須です。
必須アミノ酸なので体内で合成できないから食べ物などから摂取する必要があります。
アミノ酸については以下の記事も参考にどうぞ
→アミノ酸の種類と多い食材!効果と不足や過剰摂取、目安量など注意点
必須アミノ酸のメチオニンの効果、
メチオニンを多く含む食材と
過剰摂取や不足の場合の症状と注意点1日目安量などを調べて深めました。
必須アミノ酸のメチオニンの効果
ではまず必須アミノ酸のメチオニンの効果とその理由を簡単に書きます。
肝機能改善
コレステロール減少
免疫力up
老化予防
抜け毛薄毛予防、
アレルギー症状の抑制、
鎮静効果
うつ病の予防や改善、
認知症予防や改善、
デトックス効果
などがメチオニンの主な効果です。
メチオニン、とても大事な成分ですね。
1つずつその理由を簡単に書きます。
●肝機能改善は、メチオニンが肝臓で老廃物や毒素を排除したり代謝を促進するからです。
●コレステロール減少は、メチオニンがタウリンの原料(体内でタウリン合成)となるからです。
●免疫力upは、メチオニンは、免疫力に影響を与えるグルタチオンの原料となるからです。
●老化予防は、抗酸化ミネラルのセレンをメチオニンが運ぶので、体内の抗酸化力をアップする手助けをしているからです。
●抜け毛薄毛予防は、メチオニンからシスチンが体内で作られるからです。
髪の毛を作るケラチンの元になるにがシスチンです。
だからメチオニンが不足すると抜け毛、薄毛になります。
シスチンに関して興味深い関連内容の記述を見つけたので以下に引用します。
シスチンは、たばこやお酒などから発生する有害物質を除去する役割も担っています。お酒やたばこを日常的に摂取するという人は、髪の生成に必要な分のシスチンが有害物質の除去のために消費されてしまう恐れがあるので注意しましょう。
引用元:https://scalp-d.angfa-store.jp/column/column011.html
シスチンの原料となるメチオニン、髪の毛の為にも不足しないように意識したいですね。
●アレルギー症状の抑制は、体内でアレルギーを起こす成分ヒスタミンの血中濃度をメチオニンが低下させるからです。
ヒスタミンが増えると痒みが増えます。
痒み軽減の為にも、メチオニン、必須と言えます。
●鎮静効果やうつ病の予防や改善、認知症予防や改善に関しては、同じ理由になります。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンや神経伝達物質のノルアドレナリン、ドーパミンなど、心を落ち着かせる作用を持つ脳内物質の原料となるのがメチオニンだからです。
●デトックス効果の理由に関しては、わかりやすい記事がありました。
以下にメチオニンのデトックス効果の理由を引用します。
メチオニンは、ミネラルのセレンと一緒に働くことで、水銀や鉛、カドミウムなどの有害重金属を体外へ排泄してくれます。さらには、脳神経細胞や中枢神経に有害重金属が蓄積することを防ぐ働きも持っているため、デトックス効果に期待が寄せられています。
引用元:https://himitsu.wakasa.jp/contents/methionine/
メチオニンの有害物質をデトックスする効果は、心強いなと感じました。
メチオニンを多く含む食材と1日目安量
次にメチオニンを多く含む食材と1日目安量について話します。
今日ツイートしていたのでそこから引用します。
https://twitter.com/kurasikaiteki3/status/1504990789419499525
以下に念の為書き出します。
肉、魚、大豆製品、乳製品、ナッツ類などに多いのがメチオニンですね。
1日目安量は、体重1kgあたり15mgとなっています。
つまり50kgなら750mgのメチオニンを摂ると良いとわかります。
60kgなら900mgとなります。
食事で摂ることができる量か確認してみましょう。
豚ロース赤身620mg/100g
カツオ790mg/100g
クロマグロ760mg/100g
参考元:https://yaizu-yamafuku.co.jp/katsuo-life/articles/7634/
豆乳53mg/100g
参考元:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=4_04052_7&MODE=4
チーズ590mg/100g
参考元:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=13_13040_7&MODE=4
バランスよく色々食べると大丈夫そうな量ですね。
メチオニン過剰摂取や不足の場合の症状と注意点
では次にメチオニン過剰摂取や不足の場合の症状から注意点について話します。
●先述のツイートでも書きましたが、メチオニン過剰摂取では、動脈硬化の可能性もあります。
なおかつ、メチオニンだけを摂りすぎると、肝臓に負担がかかるので、悪心、嘔吐、めまい、低血圧などが懸念されます。
そのほかの過剰摂取での注意点は以下にわかりやすい記述があったので引用します。
妊娠中・授乳中の安全性については確認されていないため、摂取は避ける必要があります。
相互作用に関しては、肝機能障害を起こしている場合にメチオニンの多量摂取を行うと症状が悪化してしまう恐れがあり、統合失調症患者が過剰摂取した場合に混乱やせん妄などの意識障害が起きることがあるとされています。
引用元:https://himitsu.wakasa.jp/contents/methionine/
肝臓が正常なら普通の食事では摂りすぎることは、滅多にないはずです。
とないえ、なんでも食べ過ぎは注意しましょう。
●ではメチオニンが不足すると、どんな症状になるんでしょうか?
効果が期待できないので、色々な症状が出てきやすくなります。
鬱的になりやすかったりします。
髪の毛も薄くなりやすくなります。
アレルギーでかゆみも出やすくなります。
抗酸化力も弱ったりします。
他では、浮腫みやすくなるそうです。
以下に引用します。
メチオニンは不足すると、アルコールの過剰摂取などにより浮腫むこともあるので不足させたくない栄養です。
引用元:https://yaizu-yamafuku.co.jp/katsuo-life/articles/7634/
だから1日目安量を意識してちょうど良い量を摂りましょう
普通にバランスよく、肉、魚、大豆製品、乳製品、ナッツなどとっていれば、不足の心配はないとは思います。
なお私が毎日飲んでいる豊潤サジージュースにもメチオニンは含まれています。
ビタミン、ミネラルも豊富で美味しいスーパーフルーツのジュースです。
→黄酸汁豊潤サジーの栄養レビュー!美味しい飲み方と1日目安量
肉や魚が苦手で好き嫌いが多く不足しがちだと思う人は、サプリなどを利用するのも良いと思います。
→Amazonでメチオニンサプリを確認
もちろんサプリは摂りすぎに十分に注意しましょう。