ドクダミの花でドクダミチンキ!虫除けスプレーとドクダミ化粧水の手作り体験!
前回ドクダミ茶を作った話をしました。
ドクダミ(どくだみ)はお茶にするだけでなく、虫除けや化粧水にも良いと知ったので早速作ってみました。
詳しくは動画で作っている様子をどうぞ
ドクダミの花でドクダミチンキ!虫除けスプレーと化粧水の手作り体験!
9:51
文章で簡単に把握したい人は以下からどうぞ
ドクダミの花でドクダミチンキ作成
ドクダミの花でドクダミチンキ作成の話です。
お茶を作るために草むしりしたのでかなり減ってしまった庭のドクダミたちです。
花もお茶にしたので減っています。
それでも今回作る分くらいは花がまだ咲いていたので、摘んでいきます。
花だけ摘んで用意していた袋に入れていきます。
なお今回は花だけを摘んで作りますが、葉っぱが入っても良いみたいですね。
次に作るときは葉っぱも加えようと思いました。
庭のあちこちに移動しながら花を摘んで、こんな感じでちょうどよく採集できました。
では部屋に戻ってアルコールに漬け込みましょう。
採ってきたドクダミの花をキッチンペーパーの上に置きゴミなどついていないか確認します。
洗わない方が良いみたいです。
確認した花を瓶に入れていきます。
この瓶はジャムの空き瓶です。
そして焼酎やホワイトリカーなどの度数が高いアルコールをヒタヒタになるくらいまで加えます。
今回は、25度の焼酎につけました。
そして常温で光が直接当たらない場所に保管します。
このまま1週間待ちます。
1週間後になりました。
琥珀色です。
開けてみると甘い香りですよ。
良い香りです。
これでドクダミチンキは完成です。
1年以上保つようですね。
だんだん琥珀色が濃くなるそうです。
ドクダミチンキから虫除けスプレーを手作り!薄荷も加えて強化
さて、ではこのドクダミチンキを使って虫除けスプレーを作ります。
100均などで買ったスプレーボトルにドクダミチンキを入れて通常は3倍くらいの水で薄めて手足にスプレーするだけです。
簡単ですね。
私の場合は、アルコールに弱いのでかなり薄めで実験してみています。
150ccの水に15ccのドクダミチンキを入れてみました。
(普通の人は3倍で良いようですが、私は10倍にしています)
更に今回、虫除けにも良いエッセンシャルオイルの薄荷(ジャパニーズミント)を2〜3滴垂らして虫除け効果を強化してみました。
ドクダミの虫除けスプレーは、ドクダミの消炎作用でアルコールの働きで、虫刺されの後に付けてもかゆみが軽減します。
薄荷も抗菌・殺菌効果がありますし消臭効果もあるので虫除け効果をアップします。
ゴキブリや蜂も寄せ付けない効果が期待できるそうです。
他では、スパイスのクローブを加えても虫除け効果がアップするという話です。
ドクダミチンキから化粧水を手作り!グリセリンなども加えて保湿
そして、ドクダミチンキから化粧水を手作り!グリセリンなども加えて保湿という話です。
化粧水は、もっと薄めに作りました。
普通は、10倍に薄めれば良いみたいですね。
私の場合はアルコールに弱いのでかなり薄めで実験です。
小さじ1/2の2.5ccに一度沸騰して冷ました水(精製水でも良いです)50ccを加えます。
更に植物性グリセリンを18滴加えてフランキンセンスも1滴追加しました。
これで肌が弱い私でも使えるドクダミ化粧水の出来上がりです。
追記:
保存は、冷蔵庫保存で1週間以内に使い切ってください。
かぶれる可能性もあるので、パッチテストをして大丈夫か確認を忘れないようにしましょう。
このように自分にとってちょうど良い濃さに調整できるのも、手作り化粧水の良さですね。
加えたグリセリンで保湿効果をアップしています。
フランキンセンスも乾燥肌対策に効果が期待できます。
シワなど老化予防に良いですよ。
そしてドクダミの肌への効果は、肌の生まれ変わりを促します。
だからシミの原因の過酸化脂質を抑えると言われています。
そして肌を明るくする効果も期待できます。
更に抗炎症効果で毛穴の目立ちも抑える働きです。
ドクダミは、化粧水としても優れた効果が期待できそうですね。
まとめ:ドクダミの花でドクダミチンキ!虫除けスプレーと化粧水の手作り体験!
では、ドクダミの花でドクダミチンキ!虫除けスプレーと化粧水の手作り体験を
まとめます。
ドクダミチンキを作るのに寝かせる期間が必要だったので1週間くらいかかりましたが、簡単でした。
そして実際にドクダミ虫除けスプレーもドクダミ化粧水も、今使ってみていますが、なかなか気持ち良いです。
手足に使う分は、肌が弱いので薄めにしましたが、後から部屋や窓にスプレーする分は、3倍で作ってみました。
これで虫が部屋に入ってこないかなと期待しています。
ドクダミ化粧水は、サッパリして気持ち良いです。
しばらく使ってみて肌の調子が良い場合は、いつもの手作り化粧水をこのドクダミ化粧水に変えようかなと思っています。
なお今回は、ドクダミの花でドクダミチンキを作りましたが、葉っぱを加えても大丈夫みたいですね。
花が減ってきたら次は葉っぱで作ってみようと思っています。
また使ってみて新しい発見があったら、ここに追記予定です。
肌が弱い人やかぶれないか心配な場合は、薄めに作った化粧水を二の腕の柔らかい部分に塗ってみて24時間以上たっても赤くなっていないか?確認して(パッチテスト)から使う方が安心です。
化粧水用のアルコールは、日本酒でも良いみたいです。
案外簡単にできるのでぜひ、作ってみてください。
*2022年5月29日追記*
今年もドクダミチンキを化粧水などに使っています。
最近は、精油のフランキンセンスの代わりに庭で採れたカモミールやローズマリーを加えたりとアレンジしています。
春夏に使うと良い化粧水だと思います。
なお冬は、アルコールで肌が乾燥したので冬はアルコールフリーの金柑のタネの化粧水に変えていました。