頭痛薬の害!薬剤師時代の思い出:頭痛改善のためにしたい事と避けたい事
今回は、薬剤師時代の頭痛薬の害を感じた思い出話と、体験から頭痛を改善するための方法と避けた方が良いことも話します。
私は、頭痛がしても薬は飲まないで毎回すっきり治っています。
肩こりからも頭痛がしますのでその対策は以下の記事でどうぞ
→肩こりの原因と対策!頭痛の原因にもなるから・・
頭痛改善に役立つ食材や避けたいことについてわかりやすく動画でも話しています。
参考にしてください。
以下では、頭痛薬の害を見てきた体験も交えて頭痛改善対策や注意したいことを詳しく書いています。
頭痛薬の害!薬剤師時代の思い出
薬剤師時代の思い出ですが、頭痛薬が毎日たくさん出ていました。
どっさりと持ち帰る患者さんがいっぱいです。
病院からは、副作用の胃痛を予防するために胃薬を一緒に処方されることも多いです。
頭痛薬は、鎮痛消炎剤とも言われます。
頭痛薬は、どれも続けて飲むと習慣性が出てしまいます。
知人で、ノーシンが手放せない人もいました。
セデスが必須な人もいました。
セデス中毒とか有名ですね^^;
手放せなくなるんです。
*セデスGなどは腎毒性のために2001年に製造中止になりました。
ロキソニン、ボルタレンを常用している人も多かったです。
薬は副作用があるのが普通です。
鎮痛消炎剤は、その上習慣性まででやすいです。
鎮痛消炎剤の本来の目的は、頓服で使うものです。
毎日、常用すべき薬ではないんです。
たまたま頭痛がする時に、どうしてもすぐに治さないといけない状況の時、飲むのに最適なのが、頭痛薬です。
そして必ずコップ1杯くらいの多めの水で飲むようにしましょう。
それなのに、そのまま毎日のように飲み続けて頭痛薬の影響での薬物乱用頭痛になって悪循環になる方が多すぎます。
薬局や病院の窓口で飲み過ぎないように注意しながら処方箋に従って出す日々でした。
頭痛薬依存になっている悪循環から抜け出すには、頭が痛いと思っても、すぐに薬を飲まないことです。
頭痛がするということは、体や脳を労って休みましょうと言う体からの合図だからです。
頭痛改善に良い食材と意識したいこと
だから頭痛改善のためにも、ゆっくり休んで体や脳を労わりましょう。
そして脳への栄養が不足しているとも考えられます。
十分なビタミン、ミネラルが供給できていないことが考えられます。
例えばビタミンB2やマグネシウムが不足しがちだと、頭痛になりやすくなります。
Xポストから引用します。
https://x.com/kurasikaiteki3/status/1796305838191067196
以下に書き出します。
マグネシウムでヒジキ等海藻
納豆、豆腐等大豆製品
玄米、アーモンド等ナッツ、ほうれん草
ビタミンB2で納豆、アーモンド
ほうれん草、豚肉、卵、鰻他
🍀頭痛予防に睡眠と運動
バランス良い食事、スマホ時間を減らす
ストレスをためずリラックス☺️
少し追記します。
なお、上記にも書いていますが他の栄養素も大事です。
仕事が忙しかったりして、食事が偏っていませんか?
ビタミン、ミネラルが豊富な野菜や果物も食べていますか?
バランスが良い食事が基本です。
頭痛に良いハーブでハーブティーを飲むのも効果的です。
→頭痛に良いハーブは何?ブレンドのコツや飲み方、注意点
頭痛改善のために避けたいこと
頭痛改善のために避けたいことについても話します。
コーヒーなどを飲み過ぎるとカフェインの摂り過ぎで頭痛がしやすいです。
コーヒーは、適度な量(最大カフェイン量で400mg、コーヒーで1日2〜3杯くらいまで)だと頭もスッキリですが、頭痛誘発だけでなくカフェイン依存症になりやすいので飲み過ぎ注意なのです。
以下に引用します。
カフェインは少量であれば、頭痛の予防につながるとの報告もありますが、摂取過剰も頭痛の原因となるため、200㎎以下の摂取が推奨されています。
引用元:https://aono-clinic.com/2019/02/13/499/
コーヒーの効果や注意点、適量は、Xポストから引用します。
ポリフェノールのクロロゲン酸→胃酸分泌促進で消化を助けたり抗酸化作用。
but飲み過ぎで不眠や脱水症状。妊娠中も飲まない方が良い。マグカップ(237ml)で最大1日3杯まで☺️
引用元https://x.com/kurasikaiteki3/status/1402536009842102273
タバコを吸っていませんか?
タバコで血液の流れが悪くなるので頭痛がしやすくなります。
頭痛持ちで喫煙している人は減煙や禁煙にチャレンジしてみてください。
お酒も頭痛悪化に繋がります。
血管を拡張させるからです。
飲み過ぎないように注意しましょう。
飲み過ぎたら、水分を多めにとってゆっくり休みましょう。
ストレスをためても頭痛悪化します。
ストレスを溜めない工夫をしましょう。
→ストレスを減らす食べ物や飲み物!ストレス対策と逆効果にならないコツ
睡眠不足も頭痛悪化します。
6時間以上眠るように改善しましょう。
→熟睡に必要なことは何?悪い食材や良い食材と注意点や睡眠薬の副作用
自分の生活を省みてください。
頭痛に感謝しながらゆっくり休むのも大事です。
偏頭痛の場合は、チーズやチョコレート、ワイン、ハム、ソーセージなど頭痛悪化に繋がる可能性があります。
偏頭痛の人は、避けるようにしましょう。
そして、体に有害な添加物を含む加工食品(インスタントラーメン、スナック菓子など)を減らす工夫もしましょう。
添加物を含む加工食品は、頭痛を誘発する可能性があります。
以下に根拠をいくつか引用します。
・チラミン
血管を収縮させる働きがあります。
収縮した血管が元に戻るときに頭痛が引き起こされる可能性があります。
チラミンは、チョコレートやカカオに多く含まれます。・ヒスタミン
血管を拡張させる働きがあります。
チーズ、ワインに多く含まれます。
※ワインはチラミン、ヒスタミン両方が含まれています。・亜硝酸塩
ハムやソーセージの発色を良くするために使われる食品添加物です。
血管を拡張させる働きがあるため、頭痛を引き起こす可能性があると言われています。・グルタミン酸ナトリウム
血管を収縮させる働きがあります。
うまみ調味料やインスタント食品などに多く含まれます。
引用元:https://www.sawatari-heart.com/swm/default?act=pageview&mode=column&ID=1358
なお、人工着色料、乳製品、高脂肪食、かんきつ類なども頭痛を誘発する可能性があると言われています。
頭痛を誘発する食品をなるべく避けるのがポイントで、揚げ物の摂取を控え、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
完全に添加物を除去するのは、今の社会では難しいですね。
少しでも減らせるように、加工食品を減らす工夫をしてみてください。
今は、添加物なしで栄養バランスが良い宅配食サービスもありますので活用してみるのも良いと思います。