ワインが発酵食品で健康にも良い成分があるって人気ですよね。
色素成分のポリフェノールが抗酸化作用があると有名ですね。
ポリフェノールの抗酸化作用に興味があるので詳しくリサーチしました。
お酒があまり飲めない私ですが、ワインは少し飲めます。
たまに買っても減らないので料理に使うことも多いです。
シチューとかアサリ貝のワイン蒸しに使うと美味しいですね。
ワインは、発酵食品です。
ワインを適量を飲むことで生活習慣病になりにくいというデータもあります。
そこで今回の話で得られることは、発酵食品としてのワインの中のポリフェノールの効能効果などを学べる点です。
文章を読みながら聞きたい人は以下からどうぞ
→https://stand.fm/episodes/600615d88ba7e162c71da252
文章で確認したい人は以下をどうぞ
ワインも発酵食品!健康に良い理由
ワインも発酵食品で健康に良い理由などを調べてみました。
ワインとは、ブドウ果汁を発酵させたアルコールの飲み物のことを指しますよね。
発酵食品です。
ワインと言えばフランスです。
フランス人は、バターや生クリーム、肉料理が毎日食べている印象です。
しかしワインのポリフェノールのお陰なのか、フランス人の心疾患による死亡率はとても低いのです。
フレンチパラドックス(フランス人の逆説)とも呼ばれていますよね。
どんな内容かは以下に引用します。
1992年、ボルドー大学のセルジュ・レナウド博士は論文で、「高脂肪食をフランス人は日々取っているのに、心疾患が少ないのは毎日飲んでいる赤ワインのおかげである」ということを報告し、この逆説現象を「フレンチパラドックス」と名付けました。
フランス人には毎日赤ワインを食事と一緒に飲むという習慣があります。
もっと詳細な調査で、フランス国内で比較しても赤ワインを多く飲む地域ほど、心疾患が少ないこともわかりました。引用元:https://rikunabi-yakuzaishi.jp/article/column/french-paradox/
はい、赤ワインが良いんですね。
発酵食品は体に良いですよね。
赤ワインは、ブドウを皮ごと発酵させたもので、ブドウの種子も皮も丸ごとなので、そこに含まれているタンニンやカテキン、フラボノイドやアントシアニンといった健康に良い成分がたくさん溶け出しています。
これらの健康に良い成分を、ポリフェノールと呼んでいます。
健康に良いポリフェノールの種類と効能効果
健康に良いワインのポリフェノールの種類と効能効果について書きます。
赤ワインのポリフェノールの種類は、先ほども出てきましたがもう少し詳しく書きますね。
ブドウの皮→アントシアニン・レスベラトロール・タンニン
果肉→ アントシアニン
種子→ プロアントシアニン・タンニン・ケルセチン・カテキン
赤ワインの方が白ワインに比べてポリフェノールの種類が多いのは、皮や種子も一緒に使うからなんですね。
とはいえ、白ワインも果肉部分のアントシアニンは含まれます。
比べると赤ワインの方がポリフェノールの種類が多いというわけです。
赤ワインは白ワインの8倍ものポリフェノールを含んでおり、カテキンは緑茶の4倍も含んでいると言われています。
ポリフェノールは抗酸化作用があるので身体の活性酸素を取り除いてくれる嬉しい働きかけをしてくれます。
老化予防とかエイジングケアに期待できますね。
ところでポリフェノールの含まれている量を比較すると、赤ワインの方が断然多いので優秀といえますが、白ワインは殺菌作用の面でとても優秀です。
大腸菌やサルモネラ菌などを殺菌する力は、赤ワインの2倍もあると言われています。
お刺身などと一緒に白ワインを飲む機会が多いかと思いますが、とても良い組み合わせと言えますね。
生の食材は大腸菌やサルモネラ菌といった食中毒を起こしやすい菌を、白ワインが持つ殺菌の働きかけによって防ぐことができます。
以下に根拠を引用します。
大腸菌やサルモネラ菌などの食中毒菌に対する殺菌力はかなりのもので、10分間で10万個の菌が数個になったという実験結果もあるほど。
この秘密は、白ワインに含まれるアルコールと有機酸(酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、酢酸、コハク酸など)にあります。
まず、アルコールが菌の細胞を破壊して穴をあけ、有機酸がその穴に入り込み、菌を内部から攻撃するのです。
菌を死滅させるのに要する時間は、なんとわずか数分です。
引用元:https://www.maboroshinosake.com/sake/wine/chablis-sakkin/
ワインも発酵食品!健康に良いポリフェノールの効能効果まとめ
ワインも発酵食品!健康に良いポリフェノールの効能効果をまとめます。
赤ワインだけでなく白ワインは、どちらも身体に良い働きかけをしてくれることがわかりました。
ポリフェノールの抗酸化作用が期待できるのが赤ワインですね。
殺菌作用で食中毒の心配が減るのが白ワインでした。
しかし健康に良いからと言ってもワインを飲み過ぎることはよくないです。
お酒と、そのおつまみは相性の良いものを選んで楽しむと健康に良く美味しいお酒となりそうですね。
私は、お酒自体、殆ど飲まないのですが、少しだけ飲めるワインをたまに試したいなと思いました。
2021年1月19日追記:
アルコールが飲めない人は、香料や防腐剤など使わない果汁100%のブドウジュースでもポリフェノールの効果が期待できるようです。
ワインの材料のコンコード種グレープが原料のブドウジュースだとポリフェノールの量が多いという話もありました。
濃縮還元でも果汁100%だったらポリフェノールは含まれるようです。
ポリフェノール含有と書かれているジュースもあるので表示を確かめてみるのも良いですね。
そしてワインで温活したい場合は、ホットワインにすると効果的です。
ワインにシナモンやクローブなどのスパイスを入れて温めて飲むとポカポカになりますよ。
ホットワインでもアルコール分は残っているので子供や妊娠中・車の運転時は飲まないようにしましょう。
代わりにブドウジュースにシナモン入れて温めると良さそうですね。