アルギニンも多いムカゴ(むかご・零余子)の効能効果とシンプルレシピです。
ムカゴ(むかご)って何だろう?と思う人もいるかもですね。
私は九州の田舎育ちなので秋になると、自然薯(山芋)の蔓に球芽である「ムカゴ」がたくさん実って?いるのをいつも摂って焼いてもらって食べていましたよ。
庭にも植えてあってそこからも採集していました^^
そんな私も今はスーパーの産直コーナーでムカゴを見つけて懐かしくて買いました。
左が買った袋の中身で右がムカゴ(むかご)を焼いた後ですが、ほぼ見た目同じですね。
上記の写真をとった時は、出始めでしたが、今もスーパーの産直コーナーで見かけます。
ムカゴの美味しいシンプルレシピは、
洗ったムカゴをオーブン180度で10分焼くだけです。
はい、焼いたのが上の写真です。
ホクホクして美味しいです。
ご飯に混ぜて塩をふりかけると「ムカゴご飯」になります。
それも美味しいです。
ではムカゴの効能効果を詳しくみてみましょう。
ムカゴとは?含む成分や効能効果も確認
ムカゴは、冒頭にも書きましたが山芋の葉の付け根にできる球芽です。
山芋の赤ちゃんとよく表現されていますが、まさにそんな感じですよ。
ムカゴを土に植えると山芋の芽が出て伸びます。
さて、ムカゴの効能効果では、アミラーゼなどの酵素が多いので、でんぷんの消化を助ける働きが期待できます。
つまりお米やパンなど炭水化物の消化促進効果ですね。
そしてあの有名な成分「アルギニン」も多いのがムカゴですよ。
アルギニンの効能効果
そうです。
ムカゴにも山芋と同じくアルギニンが多いんです。
だから精力アップ効果も期待できると言われていますよ。
アルギニンとは何かなと調べてみました。
アルギニンはアミノ酸の一つ。
体内でも合成されるので、非必須アミノ酸に分類。
しかし加齢で体内で作られる量が減るので
(40代で半分の量に減るそうです)
しっかり外部からも摂ると健康に良いですね。
アルギニンの効能効果は
成長ホルモンの合成を促進したり筋肉を強くする効果があるんです。
いかに詳しい効能効果が書かれていたので抜粋します。
免疫力向上=体内で一酸化窒素の産生を高めて、
細菌やウィルスに対する抵抗力を高める働きや
体内で発生するがん細胞を攻撃する働きがあります。
また、傷の修復を早めたり、肌の健康維持を助けたり、
血流を改善することで精子の量や運動性を上げる効果も期待されています。
疲労回復=他のアミノ酸とともにTCA回路(エネルギー代謝システム)で
エネルギーを効率よく生み出し疲労回復を早めます。
また、他のアミノ酸とともに肝臓内の尿素回路の働きを高めて、脳疲労の回復も早めます。
角質層の天然保湿因子の約40%がアミノ酸で、その一つとして保湿効果も期待されます。
こうやってみると、ほんとアルギニンって万能ですね。
確かに子供の成長飲料にもよく入っていますよね。
男性の精力アップサポートサプリにも見かけます。
お肌も保湿できるのは、嬉しいですね。
免疫力もアップするのも良いですね。
アルギニンの目安量は、1日に2000~4000mg以上の摂取が必要みたいですね。
ただアルギニンは優秀ですが、とり過ぎは、よくないのでサプリで飲む場合は、書かれている目安量を守りましょう。
過剰摂取で下痢など消化器官の症状が出ることがありますよ。
食べ物だとそんなに多くないので普通に食べて大丈夫ですね。
ムカゴや山芋も安心して食べましょう。
ムカゴの粘り成分の効能効果
ムカゴには、山芋と同じで粘り成分が含まれますよ。
この粘り成分は、多糖類のガラクタンやマンナンが短いタンパク質と結合したものとのこと。
この粘り成分の効能効果は、新陳代謝の促進です。
だから、老化対策や肌の若さをキープできるとも言われています。
そして生活習慣病の予防にも良いようです。
つまり血糖値が上がるのを抑えるサポートやコレステロールの値を下げたり血圧にも良いと言われています。
ムカゴって、山芋の赤ちゃんなので同じように効能効果があるんですね。
ちょっと見直しました。
美味しく食べて菌やウイルスにも負けず元気に毎日過ごしたいですね。
秋に実って保存がきくので、大昔は冬の貴重な食料だったかもと思ったりしましたよ。
また買ってきて食べようかなと思います。
ムカゴを見かけたら、オーブンで焼くだけなので(オーブントースターでも良いかも)作って食べてみてくださいね。