野草ノビルとムカゴでノビル味噌レシピ!生薬「薤白(がいはく)」の効果
今回は山菜で野草のノビルの話です。
夏の暑さで消えていたんですが
秋で涼しくなったので裏庭でノビルが再び伸びてきました。
これから春まで育つ筈です。
根っこの部分が小さな玉ねぎみたいに
丸く育ってくると思います。
続きはノビルの採取風景を動画にしていますのでどうぞ
ムカゴと根っこも撮影しています。
注意点やニラとの違いや似ている葉っぱで毒がある水仙や玉すだれとの見分け方などは以下の文章でどうぞ
野草ノビルとムカゴでノビル味噌の材料と簡単レシピ
野草ノビルとムカゴで私がよく作る簡単なノビル味噌の作り方を紹介します。
ノビルとムカゴを細かくカットします。
今回は大さじ1杯くらいです。
好みの味噌大さじ1杯
豆乳ヨーグルト小さじ1杯(市販のカスピ海ヨーグルトでもOK)
豆乳ヨーグルトは簡単に手作りできます。
→手作り豆乳ヨーグルトの作り方!カスピ海ヨーグルトの豆乳版!注意点あり
全て混ぜ合わせたら、出来上がりです。
●ここで注意点も話します。
冷蔵庫保存で3日以内に食べ切ってください。
ヨーグルトが入っているので匂いがマイルドになっています。
匂いが強くても良い時は、ヨーグルトなしでもOKです。
なお、ネギと同じようにノビルも
食べ過ぎると口臭、吐き気、腹痛がするので注意しましょう。
1日目安50gです。
●他の食べ方も話します。
このノビル味噌に酢を加えて酢味噌にしても美味しいです。
あるいは鰹節を加えても味わい深くなります。
そしてノビルは、そのまま
ネギと同じように料理に使っても美味しいです。
例えば味噌汁やスープにネギの代わりに入れたり
オムレツやスクランブルエッグに刻んで混ぜるのも美味しいです。
ノビルを見つけたら、ぜひ、食べてみてください。
野草ノビルとニラの違い!水仙やタマスダレとの見分け方
野草ノビルは、ニラや葉ネギに似ていますが違いが色々あります。
こちらがニラです。
暑さに強く冬は枯れます。
葉っぱが幅広で空洞がないのが特徴です。
ノビルは、葉っぱが三日月形で
小さい空洞があります
葉葱は、丸くて空洞があります。
香りは、微妙な違いはありますが
どれもネギ類の香りがします。
だから、葉っぱが似ていて毒がある
タマスダレや水仙の葉っぱなどと
間違えないようにネギの香りがするか
葉っぱの匂いを嗅いで確認しましょう。
ネギ類の香りがしたら、ノビルなので大丈夫です。
葉っぱの切り口も確認するとより安心です。
野草ノビルの効果!生薬「薤白(がいはく)」としての効果も
●ノビルの効果を話します。
薬草として滋養強壮効果も期待できます。
硫化アリルで殺菌作用、血栓予防、
消炎作用、免疫強化で風邪予防。
βカロテンで抗酸化作用、皮膚や粘膜保護、老化予防
葉ネギに似ているけれど
分量が違っていました。
鉄が葉ネギの3倍弱含まれます。
カリウムが葉ネギの3倍弱含まれます。
カルシウムが葉ネギの2倍くらい含まれます。
ビタミンCが葉ネギの2倍くらい含まれます。
ビタミンKは、葉ネギの1.5倍くらいです。
カロテンは、葉ネギの半分以下です
生薬で薤白(がいはく)と呼ばれるノビルの根っこ(鱗茎)を天日乾燥したもの効果については以下に引用します。
鱗茎を夏に掘りとって天日乾燥したものが生薬となり、薤白(がいはく)とよんでいて[10]、また同類の中国の植物名を当てて山蒜(さんきん)とも呼んでいる[14]。狭心症の痛みの予防や、食べ過ぎによる食欲不振など、ラッキョウ同様に効果があるといわれ、薬草名もラッキョウと同じ薤白である[10]。薤白1日量3 – 5グラムを、約600 ccの水で半量になるまでとろ火で煮詰めて煎じた汁を、3回に分けて服用する利用法が知られている[10]。ノビルには、胃腸を丈夫にして、身体を温める効果が期待されている[15] 引用元:Wikipediaノビル