痛風対策で控えたい食材と摂りたい食材や生活習慣、注意したいこと
痛風とは、風が吹いても痛いので、そう呼ばれています。
血液中の尿酸が体内に蓄積して結晶化し、関節に沈着することで関節炎を引き起こす病気です。
激しい痛みを伴う「痛風発作」が特徴です。
親戚に痛風で通院していた人がいたので私にとって身近な病気でした。
とても痛くて大変そうでした。
焼肉とビールを好んで摂る人がなりやすい傾向です。
そこで今回は、痛風の原因と予防や対策で控えたい事と摂りたい食材や生活習慣、注意したいことなどを話します。
痛風の原因と予防や対策で控えたい食材
痛風の原因は、食事や生活習慣の乱れで、体内に尿酸が過剰に蓄積(高尿酸血症)することです。
痛風ではなくても健康診断などで尿酸値が高い(尿酸が7.0mg/dl以上)なら、尿酸値を下げる工夫をしましょう。
尿酸値を下げるサプリなどもあるので活用すると良いです。
詳しくは→エカス(ekas)で 尿酸値を下げる理由!メリットとデメリット対策!
もちろんサプリだけに頼らず、食生活の改善も意識しましょう。
痛風を放置すると、激しい痛みを繰り返すだけでなく、体のあちこちに結節ができたり、腎臓が悪くなったりする可能性があります。
だからそうなる前に、尿酸値を下げる努力をすると良いです。
痛風予防や対策のためにも、プリン体が多い食材やビールを含む他のアルコール、糖質や脂質の摂りすぎを控えると良いです。
その理由は、これらの食材を摂りすぎると尿酸が増えやすくなるからです。
具体的に見てみます。
▲プリン体が多い食材を減らす
ビール、レバーなど内臓肉、肉、魚卵、エビ、カニなどを減らす努力をしましょう。
肉や魚は、赤身肉よりも白身魚を選び、調理法も揚げ物よりも煮物や蒸し物などを選ぶと良いです。
▲アルコール(お酒)を控える
アルコールは尿酸値を上昇させるからです。
特にビールはプリン体も多いので飲まない方が良いです。
▲糖質や脂質の過剰摂取を控える
糖質や脂質の摂りすぎで太りやすくなります。
肥満は痛風のリスクを高めます。
だから痛風だけでなくダイエットや健康のためにもカロリーオーバーにならないように注意しましょう。
*痛風発作は、足の親指の付け根に起こることが多いですが足の指以外でも痛風発作は起こるので注意が必要です。
なお女性は男性よりも低い尿酸値で悪影響なので注意です。
以下に引用します。
痛風発作の典型例は足の親指の付け根が赤く張れ、パニックを起こすほど激烈な痛みが生じます。
足の甲やくるぶし、膝などに症状が出ることもあり、ねん挫や打撲と思い込んで整骨院に行ってしまう人も多いそうです。
健康診断で尿酸の検査値が7.0mg/dL以上と黄色信号だった方は「足首の腫れ=ねん挫」とは限らないことを覚えておいてください。また、最近の研究で女性は男性より低い尿酸値で体に悪影響が出ることがわかってきました。心血管疾患や慢性腎不全のリスクが高まるという研究もありますので、尿酸値が気になる方は一度専門医に相談するとよいでしょう。
引用元:https://kenko.sawai.co.jp/prevention/201208.html
痛風予防や対策で摂りたい食材
では次に、痛風予防や対策で摂りたい食材についてです。
●野菜や海藻を積極的に摂る
尿をアルカリ性にし、尿酸の排泄を促す効果が期待できます。
●水分を十分に摂取する
1日2リットル以上の水をこまめに飲むことで、尿量が増え尿酸を排出しやすくなります。
一度に大量の水を飲むのではなく、1回分は多くても200cc以下が良いと思います。
例えば1時間以内に1Lは飲み過ぎです。水中毒になって有害なので注意しましょう。
2時間に1回くらい200cc以下(最大でも250cc)を目安に回数を増やす方が効果的です。
●ビタミンCが多い食材(野菜や果物)を摂取する
ビタミンCは尿酸の排泄を促進する効果が期待できます。
どんな食事が良いか、一例を以下に書き出してみます。
昼食: 鶏むね肉のソテー、野菜炒め、野菜スープ、ご飯
夕食: 魚の煮付け、ひじきと人参や根菜の煮物、野菜と豆腐の味噌汁、ご飯
こんな感じでバランスが良い食事が基本です。
痛風予防や対策に良い生活習慣
痛風対策や痛風予防に良い生活習慣についても話します。
●軽い有酸素運動
肥満予防や代謝アップに効果があります。
ウォーキングや水泳などがおすすめです。
*過度な運動や無酸素性運動だと、尿酸が産生されやすくなり、尿酸値が上昇しやすくなるので注意しましょう。
●十分な睡眠
睡眠不足は痛風の悪化につながる可能性があるため、熟睡できる環境にしましょう。
規則正しい生活を送ることでも、安定した睡眠につながります。
→熟睡に必要なことは何?悪い食材や良い食材と注意点や睡眠薬の副作用
●ストレスを溜めない
ストレスは痛風発作の引き金になることがあります。
→ストレスを減らす食べ物や飲み物!ストレス対策と逆効果にならないコツ
●足の状態に注意
痛風発作を起こしやすい足の指などは、清潔に保って靴は締め付けすぎないものを選ぶと良いです。
●定期的な健康診断
早期発見・早期治療のために、定期的に健康診断を受けましょう。
健康診断で尿酸値が高めの場合は、尿酸値を下げるサプリを飲むのも効果的です。
詳しくは→エカス(ekas)で 尿酸値を下げる理由!メリットとデメリット対策!
*既に痛風発作が起こっている場合は、医師の診断を受けて気長に治療することも大事です。
とはいえ、不摂生を続けてると薬を飲んでも治らないままです。
痛風は食事や生活習慣の改善で、症状をコントロールできる病気です。
繰り返しますが、お酒やビール、プリン体が多いレバーや肉類を控えることです。
野菜や海藻も食べ水分補給をしっかりしてバランスが良い食事を意識しましょう。
それでも尿酸値が高めで気になる方は、尿酸値を下げるサプリを試すのも効果的です。
詳しくは→エカス(ekas)で 尿酸値を下げる理由!メリットとデメリット対策!