生柿と干し柿と柿の葉の栄養比較です。
効能効果も確認してみました。
柿は美味しいので秋から冬までよく食べています。
冬になると干し柿も大好きです。
幼い頃は渋柿を親が軒先に干してくれて毎日食べていました。
柿の木もそういえばありました。
懐かしい思い出です。
父は柿の葉茶も作って飲んでいましたよ。
私も以前購入して飲んだことがあります。
そこで今回は、生柿と干し柿と柿の葉、それぞれの特徴や違い、効能効果も確認しました。
生柿の栄養と効能効果
では最初は、生柿の栄養と効能効果と違いからです。
生柿の特徴は、先日ツイートしました。
#柿 の栄養
水溶性食物繊維のペクチン
βカロテン、β-クリプトキサンチン
ゼアキサンチン(目に良い)リコピン等の
#抗酸化作用 が高いカロテノイド
ビタミンCが豊富柿1個のビタミンCで約1日の必要量
疲労回復、風邪予防、ガン予防、老化対策にも良い柿をもっと食べよう! pic.twitter.com/vRkl9P6XJq
— さと愛薬剤師@無添加レシピの達人 (@kurasikaiteki3) October 21, 2020
きちんと表示されない時の為に書き出しますね。
#柿 の栄養
水溶性食物繊維のペクチン
βカロテン、β-クリプトキサンチン
ゼアキサンチン(目に良い)リコピン等の
#抗酸化作用 が高いカロテノイド
ビタミンCが豊富柿1個のビタミンCで約1日の必要量
疲労回復、風邪予防、ガン予防、老化対策にも良い柿をもっと食べよう!
生柿は、ビタミンcが凄く多いんですね。
生柿1個で1日の必要量がとれるそうです。
みかんよりビタミンCが多いみたいですね。
今みかんと生柿と両方食べていますよ^^
目に良いゼアキサンチンが含まれるのも目が疲れやすく目のサプリも飲んでいる私には嬉しいです。
生柿はリコピンも多いようで抗酸化作用も期待できますね。
もっと食べようと思いましたよ。
水溶性食物繊維のペクチンが多いのも良いですね。
腸内環境がよくなりそうです。
生柿を美味しく食べて健康維持したいですね。
生柿の効能効果は、抗酸化作用が高いのでエイジングケアや老化予防、風邪予防、生活習慣病対策や、ガン対策にも良さそうですね。
生柿と干し柿との違いは、次で書きます。
柿の葉茶と生柿の違いも最後の柿の葉のところで書きますね。
干し柿の栄養と効能効果と生柿との違い
次は干し柿の栄養と効能効果と生柿との違いです。
先日tweetしたのが以下です。
干し柿は生柿に多いビタミンcは約1/10に減る
でもビタミンAと食物繊維は生柿より多い
オレイン酸・リノール酸・αリノレン酸の
必須脂肪酸も多く血行促進で胃腸に良いだが食べ過ぎるとカロリー高く
タンニンのせいで便秘の可能性∴食べ過ぎ注意 pic.twitter.com/3qA8uB0Duq
— さと愛薬剤師@無添加レシピの達人 (@kurasikaiteki3) October 21, 2020
表示されない時の為に書き出しますね。
#干し柿 を #柿 の栄養と比較
干し柿は生柿に多いビタミンcは約1/10に減る
でもビタミンAと食物繊維は生柿より多い
オレイン酸・リノール酸・αリノレン酸の
必須脂肪酸も多く血行促進で胃腸に良いだが食べ過ぎるとカロリー高く
タンニンのせいで便秘の可能性∴食べ過ぎ注意
つまり干し柿は、干すことで生柿の約1/10までビタミンcが減るんですね。
びっくりしました。
ビタミンcをとりたい場合は、生柿一択ですね。
ただ干して凝縮される分、ビタミンAと食物繊維は増えるようです。
なお目に良い成分のゼアキサンチンは干し柿になると消失するそうです。
しかしリコピンやハイドロキシ-α-カロチンなどの生果ではみられなかったカロチノイドが観察されたそうです。
以下に元にした記事から一部抜粋します。
‘四ッ溝柿'(Diospyros kaki Thunb. var. Yotsumizo)のカロチノイド組成が成熟中,および貯蔵,干し柿加工後にどのように変化するかについて果皮と果肉に分けて調べた.
・・・
貯蔵により果皮カロチノイドの増加量(20mg/100g)は著しく多量となった.これはβ-カロチンの35mg/100gの増加とルテイン,アンテラキサンチン,クリプトキサンチンの減少とゼアキサンチン,ビオラキサンチン,シスアンテラキサンチンの消失によった.果肉のカロチノイド量の増加はわずかであり,その中でβ-カロチンは増加し,クリプトキサンチンは減少した.
・・・
干し柿ではカロチノイド量は完熟果の3倍になった.しかし生鮮物に換算し直すと約17%の減少となった.減少の1/2はβ-カロチンであり1/4はクリプトキサンチンであった.また生鮮時5, 6エポキシカロチノイドであったものが干し柿加工によってすべて5, 8エポキシドに異性化された.さらにリコピンやハイドロキシ-α-カロチンなどの生果ではみられなかったカロチノイドが観察された
引用元:https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk1962/34/3/34_3_155/_article/-char/ja/
意外だったのがオレイン酸・リノール酸・αリノレン酸の必須脂肪酸が多い事です。
これは水分が減って水溶性の成分は減るのですが、糖質や脂溶性成分は増加傾向だからみたいですね。
つまり干し柿は、美味しいのですが甘さも凝縮でカロリーが高くなっています。
なおかつタンニンの影響で便秘になる可能性があるみたい。
だから干し柿は食べ過ぎ注意ですね。
ドライフルーツだから1日1個が限度かなと思います。
ところで干し柿の食べ方は、そのままでも美味しいですね。
我が家は冷凍してから食べたい時に解凍して食べています。
失敗談ですが、ある日、圧力鍋で干し柿を煮てみたら、渋が戻って食べれなかった思い出があります^^;
蒸し器で蒸した時は、OKでした。
干し柿に圧力かけるとタンニンが戻るのでしょうか。謎です。
干し柿は、そのまま食べるのがシンプルでお気に入りです。
柿の葉の栄養と効能効果と生柿や干し柿との違い
では、柿の葉の栄養と効能効果と生柿や干し柿との違いを見てみましょう。
柿の葉は、熱で壊れないプロビタミンCというビタミンCになる前の状態のものが豊富です。
プロビタミンCは体内に入るとビタミンCに変わります。
それでお茶にしてもビタミンcがとれるのが大きなメリットです。
ビタミンC以外での柿の葉の栄養素はカテキン・タンニン等ポリフェノール類やカルシウム・カリウム・亜鉛・鉄などのミネラル類がメインです。
その上、柿の葉はカフェインが0なのです。
だから柿の葉茶にすれば子供や妊娠中でも夜寝る前でも安心して飲めるのも特徴です。
柿の葉は、お茶として飲むのが一般的に飲みやすいかなと思いますが、煎じて柿の葉エキスにもできるそうです。
あとはホワイトリカーや焼酎につければ、柿の葉の薬草酒にもなるようですね。
入浴剤としても使えるそうですよ。
そして葉っぱが若くて柔らかいうちは天ぷらに出来るそうです。
堅くなったら柿の葉寿司にも使えます。
柿の葉、凄いですね。
柿の葉の効能効果も書き出しますね。
ビタミンC効果で免疫力を高めたり、美容ではシミ・そばかすの美白やニキビケア、にきび跡にも良いですね。
タンニンやルチンの効果で毛細血管の浸透性を高めたり正常に保つことで血圧を正しくします。
カリウムの効果で体内のナトリウムを減らす作用もあるので血圧を下げるので、高血圧の予防にも良いと言われています。
副作用というか注意点は、柿の葉茶は、タンニンが多いので、干し柿と同じく飲みすぎは便秘傾向になるので注意です。
そしてタンニンは冷やす作用があるので、冷え性の人も過剰に飲まないように注意です。
タンニンは、抗酸化性・抗菌性作用もあります。
しかし鉄分の吸収を遅らせる可能性もあります。
だから鉄剤を飲んでいる人は、一緒に飲まない方が良いです。
柿の葉茶は、ビタミンCを手軽に飲めるのがメリットですが、他のお茶類と同じくタンニンが多いので、飲みすぎは注意ですね。
柿の葉と生柿との違いは、栄養素のビタミンcが葉っぱの場合は、プロビタミンCですが、生柿は、ビタミンcで含有なところが違いますね。
柿の葉と干し柿の違いも、生柿と同じでビタミンcの形態が違いますね。
干し柿になるとビタミンcが減るのは、普通のビタミンc含有だからですね。
柿の葉は、実に比べると当たり前ですが、糖質が少ないですね。
だからダイエットには良いかもです。
生柿と干し柿と柿の葉の栄養比較!効能効果まとめ
生柿と干し柿と柿の葉の栄養比較と効能効果も確認してみたまとめです。
ビタミンCを摂りたい場合は、生柿が一番でしたね。
次がプロビタミン Cで含まれるので加熱してもOKな柿の葉茶です。
目に良い成分のゼアキサンチンを含むのは生柿です。
βカロチンや食物繊維を摂りたい場合は、干し柿が多いので効果的です。
ダイエットには、糖質があまりない柿の葉茶が良いですね。
干し柿はカロリーが高いので食べ過ぎ注意です。
生柿も甘いのでやはり1日1個まででしょうね。
私は今が旬なので毎日生柿を食べています。
冬になったら、干し柿も食べる予定です。
柿の葉茶は、1年中飲みたい時に飲めるのは、メリットですね。
どれも栄養価が高いので積極的に摂りたいですね。
ただ同じものばかり食べ過ぎると健康的ではないですね。
バランスよく色々食べるようにしたいものです。