夏の疲れが取れない・・それ、腸のせいかも!夏バテと腸内環境の関係を薬剤師が解説します

夏バテと腸内環境の関係 腸内環境改善

夏の疲れが取れない…それ、腸のせいかも!夏バテと腸内環境の関係を薬剤師が解説します

暑い夏、冷たいものばかり食べていた時期がありました。

アイスに、冷たい飲み物・・クーラーの効いた部屋でひんやりしたものを食べ続けていたら、体が冷えすぎてしまって、咳が出るようになったんです。

そして外に出ると、室内との温度差でさらに体がだるくなって、汗が吹き出して、なんだか憂鬱な気分になることが多かったです。

「夏バテかな…」とは思っていたのですが、今思えば、あれは腸が悲鳴を上げていたサインだったんだと気づきました。

今は冷房を控えめにして、納豆・手作り豆乳ヨーグルト・人参などの野菜・梅干しを意識的に食べる腸活を続けるようになってから、夏でも元気に過ごせるようになりました!

「夏になると毎年だるくなる」「疲れが取れない」という方、もしかしたら腸内環境が原因かもしれません。

薬剤師として女性の健康に長く関わってきた立場から、夏バテと腸の深い関係と、今日から始められる対策をわかりやすくお伝えしますね。

こんな症状、夏バテだと思っていませんか?

夏の疲れが取れない・・それ、腸のせいかも!
夏バテの症状は、こんなものが代表的です。

●体の症状
体がだるい・重い
食欲がわかない
胃腸の調子が悪い(下痢・便秘・胃もたれ)
頭痛・めまい
汗がとまらない
●心の症状
やる気が出ない
気分が落ち込む・憂鬱になる
集中力が続かない
●睡眠の症状
寝つけない
眠りが浅い
朝起きても疲れが取れていない

「全部当てはまる!」という方もいれば、「胃腸の不調だけ…」という方もいます。
私の場合は、体がだるかったり、食欲減退したり、お腹が熱い感じがしていました。

実はこれらの症状、すべて腸内環境の乱れと深く関係しているんです。

夏に腸内環境が乱れやすい4つの理由

夏は特に腸内環境が乱れやすい季節です。その理由を4つお伝えしますね。

冷たい飲み物・食べ物で腸が冷える

アイスや冷たいお茶
アイス・かき氷・冷たいジュース・そうめん…夏は冷たいものを食べる機会がぐっと増えますよね。

でも、冷たいものを大量に摂ると腸の温度が下がり、腸のぜん動運動(腸が内容物を送り出す動き)が低下してしまいます。

腸が冷えると善玉菌の働きも鈍くなり、悪玉菌が優位になりやすい状態になります。

私も以前、冷たいものばかり食べていたら、体が冷えすぎて咳が出るほどになってしまいました。
腸が冷えると体全体に影響が出るんだと、身をもって感じた経験です。

冷房による室内外の温度差で自律神経が乱れる

夏の室内はクーラーで涼しく、外に出ると30度を超える暑さ。
この激しい温度差が、自律神経(体温・心拍・消化などをコントロールする神経)を乱してしまいます。

自律神経が乱れると、腸の動きもコントロールが難しくなります。
「クーラーの部屋から外に出るたびにだるくなる」という方は、自律神経と腸のダブルダメージを受けている可能性があります。

食事が糖質偏りになりやすい

そうめん
暑いと食欲が落ちて、「今日はそうめんだけでいいや」「アイスで済ませよう」となりがちですよね。

でも、そうめんやアイスなど糖質に偏った食事が続くと、腸内の善玉菌のエサになる食物繊維やたんぱく質が極端に不足してしまいます。

善玉菌のエサが足りなくなると、腸内の善玉菌がどんどん減って、腸内環境が一気に悪化してしまいます。

私も学生の頃、アイスをお昼ご飯の代わりにしていたら、体力がなくなって、元気も無くなって「私、病気かも?」と思っていたことがありました。
今なら、はっきりわかります。
夏バテで、栄養不足でした。

栄養バランスが良い食事をして、しっかり睡眠をとれば、腸内環境も良くなって、元気になるはずです。
無知だった学生の頃の私に言いたいです・・
忙しいは言い訳ですね。
少し考えれば、当時でも、どうにかなったはずです。

今なら、栄養バランスが良い宅配食もネットで簡単に注文できます。
便利な時代になったなぁと実感中です。
ナッシュ、シェフの無添つくりおき等類似サービスを比較|自分に合った宅配食の選び方!

寝苦しい夜が続いて睡眠の質が下がる

寝苦しい夏の夜は、睡眠の質が落ちやすくなります。

実は睡眠中に、腸の修復や腸内細菌のバランス調整が行われています。

眠れない夜が続くと腸の回復が追いつかなくなり、腸内環境がどんどん悪化してしまいます。

これが夏バテをさらに悪化させる大きな原因のひとつです。

以下の記事もどうぞ
眠りが浅い・寝つけない・その原因、腸にあるかもしれません!腸活で睡眠の質を上げる方法

腸が弱ると夏バテが悪化する悪循環のしくみ

腸内環境が乱れると、こんな悪循環が起きてしまいます。

栄養の吸収が落ちてエネルギー不足になる

腸は栄養を吸収する器官です。

腸のぜん動運動が低下すると、食べ物から栄養をうまく吸収できなくなります。

食べているのに栄養が体に届かない状態になるので、体がエネルギー不足になり「だるい・疲れが取れない」という症状につながります。

免疫力が落ちて疲れやすくなる

腸には免疫細胞の約70%が集まっています。

腸内環境が乱れると免疫力が低下して、ちょっとした暑さや温度変化でも体が疲れやすくなってしまいます。

以下の関連記事もどうぞ。
免疫細胞の70%は腸にある!薬剤師が教える腸活で免疫力を上げる5つの習慣で健康ライフ

やる気が出ない・憂鬱になる

幸せホルモン「セロトニン」の約90%は腸で作られています。

腸内環境が悪化するとセロトニンの産生が低下して、気分が落ち込んだり、やる気が出なかったりという「心の夏バテ」にもつながります。

「夏になると毎年憂鬱になる」という方は、腸内環境のケアが心の安定にも直結しているかもしれません。

夏の腸活・夏バテ対策5つの習慣

では、具体的に何をすればいいの?というところを解説しますね。

冷たいものを控えて「温かい食べ物・飲み物」を意識する

野菜たっぷり味噌汁

腸を冷やさないことが、夏の腸活の基本です。

朝起きたらまず白湯を飲む、食事に温かい味噌汁を1杯プラスするだけでも腸への負担がぐっと変わります。

「さすがに夏に温かいものは…」という方は、常温の水や飲み物にするだけでも効果があります。

冷たいものを完全にやめなくていいので、「冷たすぎるものを控える」くらいの意識から始めてみてください。

発酵食品で善玉菌を毎日補充する

ヨーグルトと腸活
納豆・ヨーグルト・味噌・ぬか漬けなど、発酵食品に含まれる乳酸菌・ビフィズス菌は、腸内の善玉菌を増やしてくれます。

私は毎朝、手作りの豆乳ヨーグルトと納豆を食べています。夏でも食べやすくて、腸活の強い味方です!

「毎食に1品」を目標にすると、無理なく続けられますよ。

食物繊維で善玉菌のエサを作る

人参
善玉菌は食物繊維をエサにして増えます。夏は食事が糖質に偏りやすいので、意識的に食物繊維を取り入れることが大切です。

人参・きのこ・オクラ・麦ごはん・海藻類などがおすすめです。

私は毎日人参を食べています。
βカロテン(体内でビタミンAに変わり、目の健康や免疫力アップに役立つ成分)も豊富で、夏の腸活と体のケアを同時にできるのでお気に入りです。

良質なたんぱく質を摂る

納豆など和食風景

夏は「そうめんだけ」「アイスで済ませた」という食事になりがちで、たんぱく質が不足しやすくなります。

たんぱく質は腸の粘膜を修復する材料になります。
卵・豆腐・納豆・鶏むね肉・魚など、消化しやすいたんぱく質を意識的に取り入れましょう。

睡眠の質を上げる工夫をする

熟睡
寝苦しい夏の夜でも、できる限り睡眠の質を上げることが腸活につながります。

寝室の温度は26〜28度を目安に(冷やしすぎない)
寝る前のスマホを控える
就寝1〜2時間前に軽くストレッチをする

以下の記事もどうぞ
眠りが浅い・寝つけない…その原因、腸にあるかもしれません!

冷房を冷やしすぎないことも、腸を守ることになります。
私自身、冷房を控えめにしてから体の調子がよくなったと実感しています。
そして、寝る前に、軽くストレッチをしていますが、よく眠れます。

夏にとくにおすすめの食材3選

夏にとくにおすすめの食材3選は、オクラ、梅干し、納豆の3つです。

それぞれ見ていきましょう。

オクラ

オクラ

オクラのネバネバ成分(ペクチン・ムチンなどの水溶性食物繊維)は、腸の粘膜をやさしく保護してくれます。

冷たいものを食べすぎて荒れがちな夏の腸粘膜を守るのに、とても頼もしい食材です。

サッと茹でて醤油をかけるだけで食べられるので、食欲が落ちやすい夏でも手軽に取り入れられますよ。

梅干し

梅干し

梅干しに含まれるクエン酸(乳酸などの疲労物質をエネルギーに変換する代謝を助ける働きがある成分)は、夏の疲労回復にぴったりです。

また、梅干しには抗菌作用があり、腸内の悪玉菌を増えにくくする効果も期待できます。

私も意識的に毎日食べるようにしています。

ご飯に添えるだけでなく、白湯に梅干しを入れた「梅湯」もおすすめです。

納豆

納豆

納豆は、夏でも食べやすくて、腸活効果バツグンの食材です。

納豆菌は胃酸にも強く、腸まで届きやすい菌です。

また、納豆に含まれる、血栓を溶かす働きが期待されるナットウキナーゼや食物繊維・ビタミンK2など、腸活以外の健康効果も豊富です。

私は1日おきに食べていますが、夏は毎日でも食べたいくらいお気に入りの食材です!

手軽に腸活を補いたい時は酵素ドリンクも◎

優光泉

「食事で腸活をがんばりたいけど、忙しくてなかなか・・」という時は、酵素ドリンクを活用するのもひとつの方法です。

酵素ドリンクは、野菜・果物・植物などを発酵・熟成させて作られていて、植物性乳酸菌や酵素を手軽に摂れるのが特徴です。

夏バテで食欲が落ちている時期でも飲みやすく、腸内環境を整えながら栄養を補えます。

酵素ドリンクが夏バテ予防の腸活に役立つ理由はこちら

植物性乳酸菌が腸内の善玉菌を増やすサポートをする
発酵由来の酵素が消化・吸収を助ける
夏の食欲不振の時期でも飲むだけで手軽に腸活できる
無添加タイプなら腸への余計な負担をかけずに続けられる

特に優光泉のような無添加の酵素ドリンクは、余計な添加物が入っていないので安心して続けられますよ。
私も、夏バテしていた頃、優光泉を飲んでいました。

どんな酵素ドリンクを選べばいいか迷っている方は、優光泉などの酵素ドリンク比較記事もぜひ参考にしてください。
無添加酵素ドリンクのおすすめ4選!ファスティングでスリムでキレイを実現

まとめ|夏の疲れが取れない・・それ、腸のせいかも!夏バテと腸内環境の関係を薬剤師が解説します

夏バテと腸内環境の関係
夏の疲れが取れない原因は、腸内環境の乱れにあることが多いです。

冷たいもので腸が冷える
温度差で自律神経が乱れる
糖質偏りの食事で善玉菌が減る
寝苦しい夜で腸の修復ができない

この4つが重なって、夏バテが起きやすくなっています。

対策は、毎日の小さな腸活習慣の積み重ねです。

冷たいものを控えて温かい食べ物・飲み物を意識する
発酵食品(納豆・ヨーグルト・味噌)を毎日1品食べる
食物繊維(人参・オクラ・きのこ・麦ごはん)を取り入れる
梅干しで疲労回復と腸内環境ケアを同時に
睡眠の質を上げる(冷やしすぎない・スマホを控える)

私自身、腸活を意識するようになってから、夏でも元気に過ごせるようになりました。

「毎年夏になるとしんどい」と感じている方、まずは今日のごはんに発酵食品を1品プラスするところから始めてみてください。

少しずつ腸が喜んでいくのを感じられると思いますよ😊