疲れ目やかすみ目に漢方薬は、どれが良いのかな?と調べてみました。PR
すると杞菊地黄丸と八味地黄丸が良いと判明です。
目に効果がある理由や違いを比較して選び方も確認してみましたよ。
漢方薬は証が合わないと、効能効果に書かれていても効かないので注意です。
証というのは、体質や症状や抵抗力などの物差しになるものです。
つまり同じような疲れ目症状でも、証が違うと別の漢方薬を飲む必要があります。
実際調べたら、私と夫では同じ疲れ目でも違う漢方薬が良いと判明です。
そこで今回の話であなたが得られることは
証も考慮して疲れ目やかすみ目に良い
漢方薬の杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)と八味地黄丸(はちみじおうがん)の違いや選び方や効く根拠などを学べる点です。
音声で要点を簡単にまとめていますので聞いてみてください。
詳しく具体的に知りたい人は、以下からどうぞ
手足のほてりや口渇ある人の疲れ目やかすみ目には杞菊地黄丸
手足のほてりや口渇ある人の疲れ目には、第2類医薬品の杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)が良いです。
杞菊地黄丸は「六味地黄丸」に菊花と枸杞子が加わった漢方薬です。
体力中等度以下で、
疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口喝がある
人のかすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、排尿、むくみ、視力
低下などに効果があります。引用元:公式サイト
例えば私は、手足がほてりやすいタイプなので、杞菊地黄丸が良さそうです。
詳しくは→杞菊地黄丸
手足が冷えやすく疲れやすい人の疲れ目やかすみ目には八味地黄丸
一方、手足が冷えやすく疲れやすい人の疲れ目やかすみ目には八味地黄丸(はちみじおうがん)が効果があります。
「六味地黄丸」に桂枝と附子が加わっているのが八味地黄丸です。
八味地黄丸の効能効果で、有名なのが尿もれや頻尿などの悩みですが、かすみ目や疲れ目にも効果です。
効能・効果
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿で、
ときに口渇があるものの次の諸症:
下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、
むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れ引用:公式サイト
夫は手足が冷たいので八味地黄丸が合いそうです。
杞菊地黄丸と八味地黄丸の共通点は腎虚に良い漢方薬!違いを確認
杞菊地黄丸と八味地黄丸の共通点と違いは、何でしょうか?
共通点はどちらも地黄丸とつくので仲間です。
どちらも「六味地黄丸(ろくみじおうがん)」が元になっています。
六味地黄丸の構成生薬は、地黄、山薬、山茱萸、茯苓、沢潟、牡丹皮
どれも腎虚に良い漢方薬です。
腎虚というのは、ホルモン調節機能や腎臓の機能低下によって起こる症状の事を意味します。
具体的な症状だと、加齢が原因の疲労倦怠感や目、骨、歯、生殖泌尿器系や足腰機能が衰えた状態が腎虚と言えます。
加齢とともに、目がかすみがちになったり、トイレが近くなりやすいですよね。
そういう場合に効果があるのが腎虚に効果がある漢方薬です。
腎虚は2種類!腎陰虚と腎陽虚
この腎虚は2種類に分かれます。
腎陰虚と腎陽虚の2種類です。
腎陰虚は、尿は色があり量は少なめで手足にほてりがあるタイプで乾燥や熱感があります。
腎陽虚は、エネルギーが低くて冷え性で、尿は透明、量も多い傾向です。手足の冷えがあります。
腎陰虚に良いのが杞菊地黄丸
腎陰虚の人に良いのが杞菊地黄丸です。
「六味地黄丸」+菊花+枸杞子
菊花も枸杞子も目の働きを助ける生薬ですよ。
乾燥やほてり、のぼせに良い漢方薬です。
枸杞子(くこし)はクコの実のことですね。
ゴジベリーと呼ばれることもあります。
私は好きでドライフルーツで時々食べますよ。
スープに入れるのも美味しいですよ。
薬膳スープやおかゆに入れたりしますね。
血行を良くしたり目に良い成分ゼアキサンチンも含みますよ。
菊花(きくか)は、菊科のキクまたはシマカンギクの頭花を乾燥したものです。
視力低下や目の充血や炎症を抑える作用があります。
菊の花もエディブルフラワーで食べたりしますね。
ちなみに元になっている「六味地黄丸」も腎陰虚に良い漢方です。
腎陽虚に良いのが八味地黄丸
腎陽虚の人に良いのが八味地黄丸です。
「六味地黄丸」+桂枝+附子
冷え性の人を温める附子が含まれていますね。
腎陽虚に良い類似漢方薬で牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)もあります。
牛車腎気丸は手足が冷えやすいだけでなく下肢がむくみやすく腰痛がある人に向きます。
むくみを減らし痛みも和らげます。
牛車腎気丸は、八味地黄丸に車前子と牛膝が加わった漢方薬です。
疲れ目やかすみ目に漢方薬は、杞菊地黄丸と八味地黄丸
類似漢方薬も紹介しましたが、加齢による目の疲れやかすみ目対策には、杞菊地黄丸と八味地黄丸が良いと言えます。
選び方は、先述しましたが、手足が冷える人の疲れ目やかすみ目には、八味地黄丸が効果的です。トイレが近い人も八味地黄丸です。
手足がほてる人の疲れ目やかすみ目には杞菊地黄丸が効果的でしたね。
詳しくは→杞菊地黄丸
なおどちらも地黄が含まれるので、胃腸が弱い人は注意です。
副作用で下痢や胃部不快感が起こる人も稀にいます。
副作用が出た場合は、直ぐに飲むのを辞めましょう。
医薬品なので説明書をしっかり読んで、正しく飲む事が大事ですよ。
漢方薬は、食前か食間の空腹時に飲むのが基本です。
食事やサプリでは物足りないかもと思って、目だけでなくぴったりな他の症状もあるようなら自分に合う漢方薬を飲んでみると良いです。
漢方薬を飲むほどではないと思う人は、サプリを飲んで様子をみるのも良いですね。
例えば私は漢方薬を飲むほどではないので、アスタキサンチンがメインのあい楽を飲んで調子が良いです。
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