うがい薬を自作!手作り簡単うがい液3種類!効果や選び方と注意点
コロナもそうですがインフルエンザや
風邪なども気になるのでマスク着用や手洗いだけでなく
うがいも1日2回くらいしています。
うがいする事で粘膜に吸着するウイルスや菌を洗い流す効果が期待できるからです。
特に喉が弱く咳や痰が出やすい私は、うがいが欠かせません。
いつもは、水道水や少し濃い目に作ったタイムのハーブティーでうがいをしていました。
しかしもう少し強力なうがい薬を作ろうと考えました。
つまりうがい薬の代わりになるものを手作りしようと思って色々実験中です。
自作のうがい液(薬)は、素材が明確で安心できます。
目的や好みによって使い分けると良いです。
そこで今回の話であなたが得られることは2点あります。
うがいする際の注意点やその他のウイルス対策を薬剤師視点で解説
続きは実際に作ったうがい薬を見せながら話しているYouTube動画でどうぞ
文章で確認したい人は、以下でどうぞ
自作できるうがい薬(うがい液)3種類の作り方と目的別の使い方
では、始めに自作できるうがい薬(うがい液)3種類の作り方と目的別の使い方の話です。
簡単に自作できて便利だと私が思う3種類は、ハーブでうがい、お茶でうがい、塩うがいです。
ハーブでうがいは、ハーブチンキとハーブティーでのうがいの作り方と使い方です。
お茶でうがいは、緑茶でうがい、紅茶でうがい、烏龍茶でうがいの作り方と使い方です。
そしてもっともシンプルな塩うがいの作り方と使い方も話します。
それぞれの簡単な作り方と目的別の使い方を話します。
ハーブでうがい薬!タイムで抗ウイルス作用や抗菌作用、去痰、喉の痛みケア
まず最初は、ハーブでうがい薬の話です。
うがいに使えるハーブは、タイム以外も色々ありますが、私が色々試してみて最も効果を実感できているのがタイムです。
タイムの効果は、メイン成分のチモールで抗ウイルス作用や抗菌作用、去痰、喉の痛みケアもできます。
だから予防のうがいだけでなく、喉の痛みや痰が絡まる際の対策を目的としたうがいとしてタイムは役立ちます。
タイムのハーブティーを作って、それでうがいするのが最も簡単です。
濃さは好みの濃さで喉が気持ち良いくらいに作ると良いです。
十分に冷ましてから使うのがコツです。
私は、今まではいつもそうしていました。
しかし今回、もっと効果を期待したいと思って作ったのがタイムチンキを使ったうがい薬です。
タイムチンキの作り方は、以下の記事で話していますので参考にどうぞ。
タイムチンキの作り方とタイムの効果と注意点!レモンタイムで作った話
コップ1杯200ccの水にタイムチンキ3滴くらいを入れてうがいするだけです。
タイムチンキの量は、薄い方が良い人は1滴でもOKです。
適宜自分の喉に合わせて調整して下さい。
多過ぎると刺激が強くなるので薄めの方が良いと私は思います。
タイムのうがいは、抗ウイルス作用や抗菌作用だけでなく、痰が出やすい時や喉の痛みがある場合も効果を実感しています。
お茶でうがい!抗ウイルス作用や抗菌作用や口臭対策
次にお茶でうがいの話です。
緑茶でも紅茶でも烏龍茶でもOKです。
どのお茶も渋み成分のカテキンが含まれていて抗ウイルス作用や抗菌作用や口臭対策が期待できます。
もっと詳しく話すと
緑茶うがいは、カテキンのエピガロカテキンガレートで抗ウイルス作用や抗菌作用と口臭対策です。
紅茶うがいは、紅茶テアフラビンの抗ウイルス作用や抗菌作用と口臭対策です。
烏龍茶うがいは、烏龍茶ポリフェノールで抗ウイルス作用や抗菌作用と口臭対策です。
どの場合も、少し薄めのお茶を作ってうがいするだけです。
コツはカテキンが溶け出すのが80度以上の高温です。
だから熱湯を注いで1分後にカテキンが溶け出したお茶を十分に冷ましてからうがいしましょう。
熱いまま、うがいすると喉が痛むので避けましょう。
そして作り置きはしない事です。
雑菌が繁殖する原因となります。
作って冷めたら、うがいに使ってしまう事です。
緑茶うがいでの効果を実験した結果の記事を見つけたので引用します。
うがいをしない子と比較してうがいをしたグループには発熱した子供が少ないことが分かりました。
また、風邪をひかなかった確率は、うがいをしていない子供に比べ、水道水で約30%、塩水で約50%でしたが、緑茶でうがいをした場合は約70%となりました。
引用元:緑茶でうがい!その底力!
70%と実際にカテキンの効果がわかると、やる気も出ますね。
口臭対策も兼ねる場合は、お茶うがいが良いと思います。
普段から飲んでいるお茶でうがいすると良いと思います。
飲む場合のお茶の選び方は体質で違いますから以下の記事をどうぞ
→カテキンの効果!緑茶、烏龍茶、紅茶の違いと選び方!摂り過ぎ注意と1日量
塩うがい(塩水うがい)!殺菌・消毒効果、口内炎対策も期待
そして最も簡単な塩うがい(塩水うがい)の作り方と使い方です。
塩うがいでは、殺菌・消毒効果、口内炎対策も期待できます。
口内炎の場合は、ぶくぶくするだけのうがいが良いです。
塩水でうがいするわけですが、濃すぎると刺激が強いので喉の粘膜を傷めるからよくないです。
生理食塩水に近い濃度が安心です。
つまり約0.9パーセントの食塩水が生理食塩水なので1%くらいを目安で作ると簡単です。
水 250ml
塩 小さじ1/2弱(2.5cc)
喉がスッキリします。
塩うがいの注意点は、1日2回までにしましょう。
しすぎると逆効果で喉の粘膜を傷める事になるからです。
うがいする際の注意点やその他のウイルス対策
うがいする際の注意点やその他のウイルス対策についても話します。
うがいする際は、どの場合でも、常温にしてから丁寧にうがいするといいです。
普通の場合のうがいの方法も念の為話します。
2上を向いてガラガラとうがいで喉の奥を洗うのを2回
3うがい後の水(うがい液)は吐き出す事
どの場合でも、うがいのし過ぎは、逆効果です。
喉の粘膜を痛めたりするので注意しましょう。
うがいをするタイミングは、朝晩の歯磨きの時と帰宅時、喉が乾燥して気持ち悪い時などです。
多くても1日3〜4回くらいまでです。
予防も兼ねるので毎日の習慣にすると良いです。
普通は1日2回くらいでも十分だと思います。
帰宅時などで、うがい薬が手元にない場合は、水道水でうがいしても効果が期待できます。
風邪予防効果が期待できたというデータもあるようです。
◆そしてうがい以外でもウイルス対策として、意識したいことも話します。
ちょうど良い湿度に保つ事。
規則正しい生活と運動や食事で免疫力を高めること。
ストレスを溜めないマインドセットも大事。
まとめ:うがい薬を自作!手作り簡単うがい液3種類!効果や選び方と注意点
ではまとめます。自作できるうがい薬3種類の作り方や目的別の選び方や注意点を話しました。
簡単にまとめます。
抗ウイルス作用や抗菌作用で予防だけでなく既に喉が痛い時や痰が絡まる場合は、タイムチンキのうがいが効果的だと感じます。
抗ウイルス作用や抗菌作用の予防だけでなく口臭対策も期待したい場合は、お茶うがいが効果的だと思います。
殺菌・消毒効果や口内炎の時のシンプルなうがいには、生理食塩水くらいの濃度での塩水うがいで十分です。
どの場合でも、うがいをし過ぎると逆効果です。
多くても1日3〜4回までにしておくといいです。
刺激が強い場合は、自分に合わせて薄めるといいです。
帰宅時などで、うがい薬が手元にない場合は、水道水でうがいも風邪予防効果が期待できました。
自作のうがい薬でも水道水でも良いので、毎日のうがい習慣で健康ライフを送りましょう。