リーキーガット症候群(アレルギー等の原因となる腸漏れ)に良い食べ物や食べてはいけない物や注意点を調べてみました。
アトピー咳嗽でアレルギー体質の私は、食事に注意して日々元気に過ごしています。
それでも完璧に治っているわけではないので、もっと調べてみたら、リーキーガット症候群(Leaky gut syndrome、LGS)の可能性もあると気づきました。
腸内環境の改善は、アレルギー疾患だけでなく、免疫力アップにも必須ですよね。
腸内環境改善を意識する際に、考えたいのが、リーキーガット症候群にならないことなんです。
リーキーガット症候群とは、喘息やアレルギー等の原因となる腸漏れのことです。
もう少し詳しく書くと、日本語では腸管壁浸漏症候群(ちょうかんへきしんろうしょうこうぐん)と言います。
細胞と細胞の隙間から腸の中にある菌やウイルス、悪玉菌が出した毒素、食べ物の細かい成分やタンパク質などの異物が血管の中に漏れ出してしまう状態のことをリーキーガット症候群と呼ぶようです。
リーキーガット症候群について知れば知るほど、アレルギー疾患だけでなく、あらゆる病気の原因となると気づきました。
そこで今回の話であなたが得られるメリットは、リーキーガット症候群の対策に良い食べ物を知って腸内環境を改善してアレルギーや自己免疫疾患、生活習慣病などを予防するコツが学べる点です。
リーキーガット症候群の対策に良い食べ物
では始めに、リーキーガット症候群の対策に良い食べ物の話からです。
これは、加工されていない丸ごとの野菜や果物が良いと言われています。
その理由は、以下に引用します。
野菜や果物の皮の部分には、植物が自らをカビや細菌から守る「サルベストロール」が含まれています。
サルベストロールは植物の苦みや辛味成分に含まれるもので、皮や種、中皮や根などに含有されます。だから野菜や果物は「丸ごと食べる」ことがお勧めなのです。
有機農法で作られた植物は、農薬使用のものに比べ約30倍のサルベストロールが含まれていると言われています。
サルベストロールという成分をとることで、菌糸形カンジタの増殖を抑えることができるからです。
サルベストロールについてもう少し詳しく調べてみました
以下に引用します。
サルベストロールは、無農薬栽培(オーガニック)の植物に多く存在する、健康の維持に欠かせない成分です。
ベリー類、ブドウ、リンゴ、アボカド、キャベツ、オリーブ、ブロッコリー、バジル、パセリ、その他ハーブ等、多様な植物に含まれます。
植物は真菌(カビ)に攻撃されると、抗菌作用のある成分を生成し、真菌を殺します。その成分がサルベストロールです。
引用元:https://gmc.kumamoto.jp/cancer/cancer-treat/salvestrol
リーキーガット(腸漏れ)の原因は、体内の常在菌でカビの一種のカンジタ菌が菌糸形になり腸内で増殖して腸に穴を空けるからです。
だからサルベストロールを多く含む丸ごとの野菜や果物を食べることが、リーキーガット症候群対策になります。
皮ごと食べるには、無農薬の野菜や果物にした方がサルベストロールの含有量が多いだけでなく、農薬などの心配をしなくて良いので安心ですね。
無農薬の野菜がない場合は、低農薬のものを選ぶといいですね。
そしてよく洗って食べましょう。
海外産の果物は、防カビ剤など添加物も多いので丸ごと食べない方が良い傾向です。
地産地消で旬の野菜や果物を皮ごと食べるように工夫したいですね。
野菜や果物はサルベストロールだけでなく食物繊維も豊富なので、腸内細菌の善玉菌の餌にもなるので、腸内環境改善に役立ちます。
丸ごとの野菜や果物以外でリーキーガット症候群対策に良い食べ物は、緑茶も効果的です。
緑茶カテキンが善玉菌のアッカーマンシアムシニフィラ菌(痩せ菌)を増やすからです。
腸内環境を良くしながらダイエットにも向くのが緑茶とも言われています。
他では、規則正しい生活やバランス良い食事が大事です。
腸内環境を整える効果があるサプリメントも必要に応じて飲むのは良いと思います。
ただメインは食事なのでサプリメントに頼りすぎないように注意したいですね。
リーキーガット症候群予防の為に食べてはいけない物や注意点
リーキーガット症候群予防の為に食べてはいけない物や注意点も話します。
グルテンを含む小麦製品、トウモロコシ、お酒、精製された砂糖やお菓子、乳製品、食品添加物、医薬品の抗生物質、胃酸抑制薬、ピルなどの薬剤・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)です。
医薬品は、長期間飲まないように健康に注意したいものですね。
医師の指示に従うのがベストです。
抗生物質などがでる時は、ビオフェルミンなど整腸剤を一緒に処方してくれるケースも多いです。
医師に聞いてみましょう。
そして、ストレスも良くないのでストレスを溜めない生活を注意しましょう。
リーキーガット症候群の対策で喘息やアレルギー対策以外でも予防可能なこと
次にリーキーガット症候群の対策で自己免疫疾患の喘息やアレルギー対策以外でも予防可能なことを話します。
あらゆる病気が予防可能です。
と言っても範囲が広すぎるので、いくつか書き出しますね。
喘息、花粉症、アトピー、ニキビ、風邪などウイルス疾患、慢性疲労症候群 、関節炎、肥満、過敏性腸症候群(IBS)、
なお以下にも引用しますが、リーキーガットを対策することで以下の疾患も改善可能と推測できます。
<リーキーガットとの関係が疑われる疾患>
片頭痛、不安障害、うつ病、慢性疲労、喘息、慢性アレルギー、貧血、化学物質過敏症、双極性障害、関節痛/関節炎、慢性蕁麻疹、橋本甲状腺炎、認知機能障害、皮膚発疹あまりにいろいろな症状がリーキーガットのせいにされてしまうため、「ホントなの?」と疑いたくもなりますが、リーキーガットと近い状態を指すと思われる前述の「バクテリアルトランスロケーション」も全身の炎症を引き起こすとされており、リーキーガットの症状が脳や皮膚などさまざまな部位にわたっていてもおかしくはないのかもしれません。
こうやってみると、ほんと殆どの病気は、リーキーガット症候群の対策で改善しそうですね。
なお上記で記述のバクテリアルトランスロケーションについても引用します。
腸管のバリア機能の低下等により腸内細菌が体内に移行する「バクテリアルトランスロケーション(Bacterial Translocation)」という現象は医学的にも認められており、腸内フローラとの関係が順天堂大学で研究されています。
腸内環境の改善が、とても大事だとわかりますね。
免疫力アップにも関係します。
→シリカの免疫強化の理由は、腸管免疫!腸管免疫とは何?
リーキーガット症候群の対策に良い食べ物や食べてはいけない物や注意点まとめ
リーキーガット症候群の対策に良い食べ物や食べてはいけない物や注意点をまとめます。
リーキーガット症候群の対策に良い食べ物は、皮ごと丸ごとの野菜や果物でしたね。
だから無農薬の野菜や果物が推奨です。
他では緑茶も良いと言われています。
そしてリーキーガット症候群になりやすいので食べてはいけないものは、健康に悪いものと重複していました。
特に小麦製品や甘いお菓子、お酒、精製されていない食べ物や、食品添加物、医薬品の常用など、摂りすぎないように十分に注意したいものです。
私は、パスタやパンも好きなので小麦を減らすのは、ちょっと大変そうですが、チャレンジしたいと思いました。
なおかつ無農薬の野菜や果物を皮ごと食べるように意識したいと思います。
デトックスにもなりますね。
◆無農薬の野菜や果物が近くのスーパーにない人は、ネットでも購入できます。
→無農薬野菜の宅配サービスの選び方!コスパや送料は?お試しできる?等比較表も